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手術中に目が覚めてしまった場合が怖すぎる!

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全身麻酔って本当にすごいと思う

 

どうも進撃の期間工です!

 全身麻酔で手術をすることになったけれど、どういうわけか手術中に目が覚めてしまった。

 

あなたはそんな事が起こりえると思いますか?実は実際にこれは起こりえることなのです。

 

そこで今回は手術中に目が覚めるケースや全身麻酔の仕組みを探っていきたいと思います!

 

この話を読んでくださった方は是非コメント欄に書いてみてください!

 

目次です!

 

手術中に目が覚める術中覚醒

 

手術中の患者が意識を取り戻してしまう現象を「術中覚醒」といいます。

 

この状態に陥った患者には手術中の医師たちの会話がはっきりと聞こえるそうです。

 

それだけではなく、体にメスが入っていく感覚など到底ここでは言えないような苦痛を体験してしまう場合もあるそうです。

 

しかし患者は、体を動かすことはもちろん、声を上げることすらできません。

 

実際に痛みまで感じてしまうケースはかなり稀だそうですが、

 

運悪く遭遇してしまうことが絶対にないとは言い切れないところに、恐怖を感じてしまいますよね。

 

これまでに上がっている報告では、術中に意識があり、そのことを記憶している術中覚醒記憶は

 

0.2%程度の発生率であることが示されています。つまり日本の年間の全身麻酔使用件数約500万件から計算すると、

 

年に1万人ほどの患者が術中覚醒記憶を経験していることになります。

 

これは無視できるような数ではありませんね。

 

しかし、術中覚醒記憶を100%抑制する麻酔薬・方法は未だに確立されていません。

 

実際に術中覚醒を経験したケリーさんの話

1999年、当時28歳だったケリーさんは交通事故に遭い、大けがをしたため、病院へ緊急搬送されました。

 

この時、左足の股関節の骨を粉砕骨折していたため、体力の回復を待って大掛かりな手術をすることになりました。

 

その手術とは、骨盤と大腿骨をつなぐ股関節のソケットと呼ばれる部分が粉々に砕けたため、

 

人工のソケットを付け、再び足を動かせるようにするというものでした。

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事故から8日が経ち、体力は回復し、全身麻酔での手術が行われました。

 

通常、全身麻酔をすると手術中の記憶はなく、意識が戻った時は既に病室のベットにいるというのが普通です。

 

そして手術開始から数時間後、意識が戻り彼女は「手術は終わったんだ」と思ったそうですが、

 

すると、ドリルを準備してくれという医師の声が聞こえて来たそうです。

 

そう、なんと彼女は手術の真っ最中に目を覚ましてしまったのです!

 

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この時、彼女は体を動かすことができず、医師たちは全く気付く様子もなかったそうです。

 

彼女は大声で叫んでいるつもりなのですが、実際に声は出なかったようで、その間も手術は進行しました。

 

今まで味わったことのない激痛が彼女を襲いました。本当に恐ろしすぎますね。

 

しかしその後、なんとか体の一部を動かすことに成功し、医師もその異変に気付き、手術室内はパニックになったそうです。

 

そして麻酔の追加で彼女は再び意識を失い、次に目を覚ましたのは手術後でした。

 

ですがその悪夢は鮮明に残っていて忘れられないトラウマとなってしまったそうです。それはそうですよね。

 

全身麻酔はなぜ効くのか分かっていない

全身麻酔は100年前から行われているものですが、実は全身麻酔が効く原理はあまりよく分かっていません。

 

一方、局所麻酔は痛みを脳に伝える神経の伝達を遮断することで効くことが分かっています。

 

ですが全身麻酔については分かっていない事も多いのです。

 

ちなみに全身麻酔の方法には厳密に言うと静脈に薬品を投与する「静脈麻酔」、

 

呼吸器から薬品を投与する「吸入麻酔」の二種類があります。

 

そしてこの内の後に挙げた吸入麻酔はなぜ効果があるのか分かっていないのです。

 

更に言えばどのような理由で作用しているのかが麻酔が使用されるようになってから

 

およそ160年経った今でも解明されていないのです。

 

ちなみに、この吸入麻酔のメカニズムを解明できればノーベル賞ものだそうです。

 

全身麻酔を誕生させた華岡青洲という人物

世界で初めて全身麻酔を用いた手術を成功させたのは江戸時代の日本の外科医で華岡青洲という人物です。

 

正確に確認できる全身麻酔の記録としては1804年に華岡青洲が行った乳がん手術が初出です。

 

実は欧米ではすでに16世紀より乳がんを切除することは行われていましたが、麻酔がありませんので大きな切除ができず、

 

患者さんの痛みもさることながら、手術の結果はさんざんなものだったそうです。

 

そういったこともあってか青洲は手術での患者の苦しみをやわらげ、人の命を救いたいと考え、麻酔薬の開発を始めました。

 

そして研究を重ねた結果、曼荼羅華(まんだらげ)の実(チョウセンアサガオ

 

総鳥頭(そううず・トリカブト)を主成分とした6種類の薬草に麻酔効果があることを発見しました。

 

そこで青洲はまず動物実験によって薬の効果と安全性を確認し、その後、人間の身体で効果を試したと考えられています。

 

しかし何事もなくすぐに完成したわけではないようで、実母の於継と妻の加恵が実験台になることを申し出て、

 

数回に渡る人体実験の末、於継の死と加恵の失明という大きな犠牲の上に全身麻酔薬と通仙散を完成させたのです。

 

これが麻酔薬誕生の歴史です。

 

全身麻酔の特徴

全身麻酔は意識が無くなり、全く痛みを感じませんが、

 

同時に身体が動かなくなり、呼吸も止まってしまうため人工呼吸が必要になります。

 

手順と流れについてはまず、酸素マスクで呼吸を安定させ、点滴で麻酔薬を投与します。

 

意識がなくなったら気管内挿管チューブを挿入し手術を行い、手術が終わったら麻酔薬を止めるという流れで行います。

 

そして意識が戻り自発呼吸できるようになったら酸素マスクを外します。

 

ちなみに全身麻酔が効いている状態では患者は苦痛や症状の変化などを訴えることが出来ませんので、

 

麻酔科医は患者の状態を常にモニタリングする必要があります。

 

先ほどもお伝えしましたが、全身麻酔は点滴で行うものと呼吸で行うものがあり、点滴による麻酔が一般的です。