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河童は実在するのか?河童の正体について考えてみた

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河童は神のような存在

 

どうも進撃の期間工です!

 寿司屋の名前やキャラクターに使われ親しまれている河童。

 

河童の川流れなど日常的ななじみのあることわざにも登場します。

 

しかし、河童の生態や生まれた背景などについて知っている人はあまり多くないのではないでしょうか?

 

今回は、河童が本当はどんな生き物なのか、その目撃談や、意外な正体についての伝説を紐解いてみたいと思います。

 

目次です!

 

河童とはどんな生き物?

河童は、沼や川に住むとされる未確認生物、あるいは伝説の生き物です。

 

「河の童」つまり「かわわっぱ」が変化し、「かっぱ」と呼ばれるようになりました。

 

一般的には、子供のような体格で、皮膚は緑色か赤色、口元はくちばしのように短く出っ張っています。

 

背中には甲羅があり、手足には水かきがあります。

 

また、頭の上にはトレードマークの皿が乗っています。

 

皿はいつも濡れているか、あるいは水が溜まっています。

 

皿が乾いたり割れたりすると、河童は大ピンチになります。

 

顔が汚れたアンパンマンのように力が弱くなってしまうことや、死んでしまうことさえあります。

 

以上のようなスタンダードな河童の姿の他にも

 

時代や地域によっては、全身をうろこでおおわれ4足歩行をする爬虫類タイプの河童も見られます。

 

また、全身を毛に覆われており、相撲を好むと言われていたり、

 

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猿タイプの河童を描いた河童絵も、全体の3割ほどを占めています。

 

河童はいたずら好きとされ、どちらかというとフレンドリーで憎めない雰囲気を持っています。

 

とはいえ、人の足を引っ張って水中に引きこみ溺れさせたり、

 

尻子玉と呼ばれる臓器にあるとされる架空の臓器を抜いて、人を腑抜けにさせると言われており、

 

意外とシリアスな悪事を働いていますね。

 

河童の目撃談と伝承

河童伝説は日本全国にありますが、比較的近代になってからの目撃談は、

 

九州や沖縄といった南日本に多いようです。

 

例えば1937年8月のある明るい夜。沖縄県の別荘に宿泊していた男性とその友人が、

 

川辺で河童のような姿の生物が遊んでいるのを目撃しました。

 

その生物は子供くらいの身長で、手には水かきがあり、木にぶら下がったり川に飛び込んだりと、

 

走り回っていたということです。

 

また1985年の夏、長崎県で釣り帰りの男性が、河童のような生物を発見しました。

 

その生物は身長が1メートルくらいで、男性の車に気付くと川に飛び込んで逃げましたが、

 

20センチほどの足跡と粘液のようなものが残されていました。

 

足跡は3本指だったと言います。

 

足跡に付着していた粘液からは、付近の湧き水と同じ成分が検出されました。

 

近所に住んでいる河童が何を探しに来たのか、謎が深まりますね。

 

河童の起源は、零落した水神ではないかと言われています。

 

その根拠として、河童の2つの好物が挙げられます。

 

河童の好物は「きゅうり」で、今でもきゅうりの海苔巻きを「かっぱ巻き」と呼ぶのはそのためです。

 

また河童は「相撲」が好きで、子供と相撲を取っては、負けた子供の尻子玉を抜くとされています。

 

水神信仰では、神前に供える初なりの野菜として「きゅうり」が欠かせない存在でした。

 

また、その年の豊凶を占う神事として「相撲」が行われていました。

 

河童と水神のつながりが見て取れますね。

 

一方、河童は元々人間だったという説もあります。

 

左甚五郎などの高名な大工は、人手が必要なときに人形に命を吹き込んで助手としたとされています。

 

工事が終わったら川に流して処分するのですが、これが河童に変化したという説です。

 

つまり、右腕を引っ張ると右腕が伸びて左腕が短くなり、さらに引っ張ると繋がって抜けてしまいます。

 

これは、藁で作った人形と同じ構造ですよね。

 

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河童の腕や指が落ちていたので、拾って返したら、お礼に秘伝の膏薬のつくり方を教えてくれたというエピソードも残されています。

 

なんとも不可解ながらほほえましい、不思議な気持ちにさせられるお話ですね。

 

河童の正体にまつわる都市伝説

河童の正体にはオオサンショウウオや猿、すっぽんを見間違えた説や、

 

隠遁生活を送るキリシタンである説、宇宙人である説などさまざまありますが、

 

実は悲しくも納得のいく説がひとつあります。

 

それは、河童が「間引きされた子供の水死体である」という説です。

 

江戸時代、貧しく子供たちを養えない家庭では、子供の「間引き」が頻繁に行われていました。

 

川や池などに捨てられた子供の水死体と、河童の特徴が合致するのです。

 

水死体の皮膚は、緑色、または土気色をしています。

 

水中では重い頭が下になり川底に擦れるため、頭のてっぺんがはげてしまい、

 

河童のお皿のようなルックスになります。

 

また胴体が膨らんで、甲羅を背負ったように見えることもあります。

 

肛門括約筋が緩んでお尻の穴が拡大し、中にあった何かを抜かれた後のように見えるケースもあります。

 

水死体はしばらくは沈んでいますが、腐敗が進むにつれて、ガスが溜まって浮き上がり、

 

変わり果てた姿で浮かび上がってくるということが多々あります。

 

ですから、間引いた子供の水死体が、しばらく経って岸に戻り、

 

他の子供たちの目に触れるという可能性もあったことでしょう。

 

他の子供たちが間引きの真実を知ってショックを受けないように、

 

大人が考え出した方便としての生物が河童なのかもしれません。

 

同時に、水難事故が起きやすい危険な沼や川から子供を遠ざけるため、

 

「人をひきずりこんで溺れさせる河童」の存在を利用したのでしょう。

 

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歴史のダークな部分であり、現代の私たちからすると考えにくいことですが、

 

これが河童の正体を少なくとも一部分であるという説明には説得力がありますね。

 

可愛く明るいイメージで描かれることの多い河童の、悲しい一面です。

 

存在が証明されていない生物でありながら、私たちの生活に密着した存在である河童。

 

その背景を少し掘り下げるだけでも、土着の信仰とのつながりや、

 

昔の悲しい習慣との関連が見えて、いろいろと考えさせられます。

 

次回、川や湖に遊びに行くときや、寿司を食べに行くときには河童のエピソードにも思いを馳せてみるのはいかがでしょうか?